活動報告

協働プロジェクト学修の活動を行いました。

 「県外避難継続者の「福島とのつながり」を考える」の協働プロジェクト学修では、県外避難者との交流・調査を通じ、福島県あるいは避難元自治体とどのようにして「つながり」を維持しているか(していないのか)について、コミュニティ、また「記憶の継承」の面から考えることを目的としています。

 今回は、特定非営利活動法人みんぷく郡山拠点に伺い、福島県内、主に県中・県南・会津地域の復興公営住宅で長期避難をされている方々の支援や課題状況について、お話を伺いました。また、こうした支援の取り組みを、今後の他地域での災害時にどのような仕組みとして活用できるかについて、学生たちと意見交換していただきました。

 学生たちは、公営住宅団地内のコミュニティ形成だけでなく、避難先コミュニティとのつながりをつくる難しさについて、理解を深めました。さらに、それを避難者が自主的に行っていけるようにするための支援の方法についても、多角的に学ぶ機会となりました。